【健康な体と心がもたらす美しさの秘密】
早いもので、20年近く前の話です。娘が幼稚園の年少組に入った頃、ある日、担任の先生にこんな相談をしました。
「三歳を過ぎたので、そろそろ何か習い事を始めさせたいと思うのですが、何が良いのかピンとこなくて…」
すると先生は、にっこり微笑みながらこうおっしゃいました。
「まずは体を大事にしましょう。大きくなれば、いやでも勉強する時がきます。でも、小さい頃に体を動かさないと、いざ勉強に集中したい時に持続力が足りなくなりますよ。」
その一言にハッとさせられた私は、「先生、ありがとうございます! すっかり忘れていましたが、実はうちの子、野生児の英才教育を生まれた時から受けているんです(笑)」と、思わず冗談交じりに感謝したものです。
この時、心にも体力が必要だということを改めて思い出しました。近年「心の風邪」、つまり心の不調を訴える人が増えているというニュースをよく耳にしますが、これも心の体力不足が原因の一つかもしれません。では、そもそも体力とは何なのでしょうか?
体力とは「体」と「心」を守る力
「体力がある」「体力が落ちると風邪を引きやすくなる」といった言葉を耳にしますが、体力とは筋肉や持久力といった運動能力だけを指すものではありません。実は、体力には次のような4つの側面があります。
1. 体の行動体力
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筋力、瞬発力、持久力、敏捷性、柔軟性など、動きに関わる力。
2. 体の防衛体力
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免疫力、体温調節機能、身体的ストレスへの抵抗力など、体を健康に保つ力。
3. 心の行動体力
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意志、判断力、意欲など、心のエネルギーを行動に結びつける力。
4. 心の防衛体力
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精神的ストレスに対する抵抗力、心を守る力。
これら4つの体力は密接に関連しており、どれか一つが弱まると他の体力にも影響を及ぼします。だからこそ、バランスよく体力を鍛えることが大切です。
健康と美しさのつながり
WHO(世界保健機関)は、1948年に次のような健康の定義を示しました。
「健康とは、身体的、精神的、そして社会的に完全に良好な状態であることであり、単に病気でない、虚弱でないということではない。」
この定義を聞くと、心身がともに健やかであることの重要性がよくわかりますね。健康な心と体があってこそ、輝く美肌が生まれ、その笑顔は周囲の人々に幸福を届ける力を持っています。
今日から「ありがとう」を増やそう
最近、一日に「ありがとう」と言う回数が少なくなっていませんか? 心の豊かさは、日々の感謝の積み重ねから生まれます。今日から一日10回以上「ありがとう」を口にしてみましょう。感謝の言葉が自然と輝く笑顔を引き出し、美しさと幸せを周りに広げること間違いなしです!
今週もポジティブに、楽しくお仕事に励みましょうね。
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